EAPサービス導入による離職防止効果について

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日本の人口は、今後減少していくことが予想されており、特に若い世代の大幅な減少は、経済活動における供給(生産=働き手)と需要(消費=モノ・サービスの買い手) のギャップを招き、人手不足に備えた対策に頭を悩ませている担当者の方も多いのではないでしょうか。人の確保といった点では、新しい社員を採用することだけではなく既存社員が会社から離れていかないような対策も必要となりますが、人手不足が深刻化していることを背景に転職市場が活発化、求人が増え転職者数は2年連続で増加しているようです。「従業員が長く働きたい」と思えるような制度づくりや環境整備を行うことが重要とされる中で、今回は「EAPサービスの導入における離職防止効果」を一部紹介させて頂きます。

EAPサービスの導入による離職防止効果

1.従業員のメンタルヘルス

   職場のストレスや個人的な問題からメンタルが悪化し、退職に至ることがあります。専門的な知識を持つEAPコンサルタントが早期介入を行い、長期休職や退職につながる事態を防ぐことが期待できます。

 

2.職場環境の改善

   EAPサービスを通じて、従業員が抱える問題をフィードバックする仕組みを置くことにより職場環境の課題が可視化、改善策を講じやすくなります。その結果、従業員が長く働きたいと思える安心した職場環境の提供に期待できます。

 

3.生産性の向上

   ストレスや問題解決の支援を会社が用意することにより、従業員は仕事に集中することができるようになります。その効果は、生産性の向上へつながり給与や待遇へ反映、従業員の満足度向上が期待できます。

 

4.管理職や内部担当者へのトレーニング

    管理職やメンタルヘルスの対応に当たる内部担当者が従業員のメンタルヘルスを理解し、適切にサポートできる体制づくりを支援しますこれにより、会社全体の体制が強化され様々な組織の課題を事前に予防することが期待できます。

 

効果を最大限にするために

EAPサービス」は、メンタルヘルス対策に効果があると考えられることが多いですが、実は非常に幅広い領域への効果が期待されています。また、EAP導入による効果を最大限に発揮するには、適切な運用や会社の風潮や文化に応じたカスタマイズが必要になるため、企業担当者と情報交換を密にとっていくことが必要になります。

離職防止対策だけではなく、企業の課題対策を検討される際には当研究所までご相談ください。専門知識を持つEAPコンサルタントがご要望にそったご提案をさせて頂きます。

 

目白心理総合研究所のEAP事業 https://www.m-paa.org/eap_lp

執筆者:岡野康子

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