コスパ、タイパの次は「メンパ」? ~「決める疲れ」を減らし、本来の力を発揮する認知行動療法の活用法 ~


「コスパ(費用対効果)」「タイパ(時間対効果)」に続き、日経トレンディや日経新聞、各種Webメディアでも取り上げられ、企業の関心も高まっているのが「メンパ(メンタルパフォーマンス)」です。

 今回は、トレンドとしての「メンパ」の意味を解き明かしながら、日々の心理的負担を減らし、心のコンディションを整えるための「認知行動療法(CBT)」の活用法についてご紹介します。

  

「メンパ」とは

「メンパ(メンタルパフォーマンス)」には、実は大きく分けて2つの捉え方があります。

①トレンドとしての「メンパ」:心理的負担を減らす「省エネのメンパ」

「タイパ・コスパ」の流れで生まれた新しいマーケティング用語で、「決める手間」や「心理的ストレス」を削ぎ落として楽にする(負担軽減)という意味で使われます。
例えば、服を制服化したり、AIに選択を任せたりして「決める疲れ(決断疲労)」を防ぐ行動がこれに当たります。

 

② 従来の「メンタルパフォーマンス」:本来の力を発揮する「出力のメンパ」

心理学や脳科学で用いられてきた言葉で、本番で実力を100%発揮するための「心のコンディションや集中力(能力発揮)」という意味で使われます。
同じ能力を持っていても、過度な緊張やプレッシャーがあると本来の力を出せなくなるように、心のコンディションが成果を左右します。

 この2つは、「心の無駄な負担()を減らすからこそ、本来の力()を発揮できる」という関係にあります。

 

 

なぜ私たちは「考えるだけで疲れてしまう」のか?

消費行動であれば「AIに選んでもらう」「定番を買う」ことでメンパを高められますが、仕事や人間関係ではそうはいきません。

 ・「失言して嫌われたらどうしよう」と何度も会話のシミュレーションしてしまう

・「完璧に仕上げなきゃ」と自分を追い込んでしまう

 日常のふとした場面で生じるこうした「思考のクセ(自動思考)」こそが、脳のメモリ(ワーキングメモリ)を大量に消費し、あなたを疲弊させてしまう大きな原因となります。

出来事そのものよりも、「それをどう受け止めたか」によって、心にかかる負荷は大きく変わるのです。

 

「メンパ(負担軽減)」を高める認知行動療法

仕事や人間関係で生じるこうした心理的負荷を減らすために役立つのが、当研究所でも提供している「認知行動療法(CBT)」です。

認知行動療法では、「出来事そのもの」ではなく「その出来事をどう捉えているか(認知)」に着目します。

 ・「失敗してはいけない」という極端な思い込み

 ・「どうせ自分なんて」というネガティブな自動思考

 自分の「思考のクセ」に気づき、考え方のバランスを整えていくことで、無駄なプレッシャーや不安が和らぎ、仕事や人間関係における「メンパ(心理的負担)」を大幅に軽減することができます。

 

「メンタルパフォーマンス(本領発揮)」を高める認知行動療法

一方で、大事な場面で「本来の力を発揮する(メンタルパフォーマンスを高める)」ためにも、認知行動療法は非常に有効です。

 メンタルパフォーマンスを支える要素には、集中力・判断力・ストレス耐性などがあります。心の中に不安や雑念が渦巻いていると、脳のメモリーが圧迫され、適切な判断や集中ができなくなってしまいます。

 認知行動療法を用いて、

 ① 不安や雑念を言葉にして整理する

 ② 建設的で柔軟な考え方に置き換える

 ③ 不安に振り回されない行動パターンを身につける

 といったステップを踏むことで、心のコンディションが安定し、ビジネスや学習、日常のあらゆる場面でパフォーマンスを最大限に高めることが可能になります。

 

4.目白心理総合研究所の心理カウンセリング

日々の生活や仕事の中で、

「心理的な負担が大きくて疲れ果ててしまう(メンパの問題)」

「プレッシャーや不安で本来の力を出せない(メンタルパフォーマンスの問題)」

と感じることは、誰にでもあります。

 

当研究所の心理カウンセリングでは、認知行動療法に基づき、お一人おひとりの思考や状況を丁寧に棚卸し・整理するサポートを行っています。

「メンパ」を高め、毎日をより軽やかに、自分らしく過ごすための第一歩として、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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