⁡論破 ~ コミュニケーションの大切さ ~

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⁡論破 ~ コミュニケーションの大切さ ~ 今、小学生を中心に、友達や親との会話中に「はい論破!」「それってあなたの感想ですよね」などと言って、相手を言い負かそうとする「マウント小学生」が増えていることが話題となっています。 例えば、こんな風だそうです。母:「宿題もっと早くからやっておけばよかったんじゃないの?」子:「それってあなたの感想ですよね」「はい論破!」 これは、インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が、過去の番組内で議論している最中に放った言葉ですが、昨年12月にベネッセホールディングスが発表した「小学生の流行語ランキング2022」においても「それってあなたの感想ですよね?」が1位になりました。 「はい論破!」と言われた親がイラっとしたり、困惑するだけでなく、このようなコミュニケーションは「孤立やいじめにつながる恐れがある」と懸念されています。 しかし、小学生が「相手を言い負かしたい」欲求をもつことは、子どもの発達においてよく見られ、それ自体は小学生の「あるある」ともいえます。 一昔前の「お前の母ちゃんでべそー」とか、「証拠は?何時何分何秒に言った?」などのセリフと似ているかもしれません。 子どもは「相手を言い負かす」ことで、自分の存在を主張したり、認めてほしかったり、あるいはストレスを発散している場合もありますので、それ自体が問題とはいえません。 それでは、今、何が問題なのでしょうか。 まず「論破」についてですが、「論破」というのは「議論して相手の説を破ること」なので、自分の意見とは無関係に、相手の論が間違いであることを証明しなければなりません。 つまり、「論破」は必ず相手の主張の内部で行わなければならず、必然的に相手の論の理解をしっかり理解しなければ「論破」は成立しえないのです。 ですので、「はい論破!」は本当の「論破」ではなく、「以上!」といった意味合いの、コミュニケーションを断ち切る言葉として使われており、このコミュニケーションを続けようとしない態度、いわゆる「没コミュニケーション」が増えていることに問題があるといえます。 もし、相手を言い負かしたいのなら「ディベート」でしっかり自分の意見を相手に伝え、また相手を単に批判するのではなく、相手を知ったうえで反対の理由を伝える練習をしてほしいものです。 もともと日本人は自分の意見を言わない、言えない人が多いのに、さらにコミュニケーションのやりとりを面倒くさがってしまえば、日本人の行く末が心配になるばかりてます。 ちなみに、「ディベート」は「論破」とは違い、論理的思考力やプレゼン力もつきますのでコミュニケーションスキルトレーニングにはお勧めです。 お問い合わせは、プロフィールにありますホームページの「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。 これを機に「ディベート」を楽しめる子どもたちが、日本で増えるといいですね。 ⁡[ Room Turn Blue ~ ルームターンブルー ~ ]臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ︎⁡目白駅から徒歩2分池袋駅から徒歩10分⁡⁡#認知行動療法 #カウンセリング #心理学 #カウンセリング研修 #臨床心理士 #公認心理師 #セラピスト #カウンセラー #メンタルヘルス #悩み事 #カウンセラー養成講座 #資格取得 #オンライン研修 #研修 #論破 #ディベート #マウント小学生 #コミュニケーション⁡

⁡論破 ~ コミュニケーションの大切さ ~ 今、小学生を中心に、友達や親との会話中に「はい論破!」「それってあなたの感想ですよね」などと言って、相手を言い負かそうとする「マウント小学生」が増えていることが話題となっています。 例えば、こんな風だそうです。母:「宿題もっと早くからやっておけばよかったんじゃないの?」子:「それってあなたの感想ですよね」「はい論破!」 これは、インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が、過去の番組内で議論している最中に放った言葉ですが、昨年12月にベネッセホールディングスが発表した「小学生の流行語ランキング2022」においても「それってあなたの感想ですよね?」が1位になりました。 「はい論破!」と言われた親がイラっとしたり、困惑するだけでなく、このようなコミュニケーションは「孤立やいじめにつながる恐れがある」と懸念されています。 しかし、小学生が「相手を言い負かしたい」欲求をもつことは、子どもの発達においてよく見られ、それ自体は小学生の「あるある」ともいえます。 一昔前の「お前の母ちゃんでべそー」とか、「証拠は?何時何分何秒に言った?」などのセリフと似ているかもしれません。 子どもは「相手を言い負かす」ことで、自分の存在を主張したり、認めてほしかったり、あるいはストレスを発散している場合もありますので、それ自体が問題とはいえません。 それでは、今、何が問題なのでしょうか。 まず「論破」についてですが、「論破」というのは「議論して相手の説を破ること」なので、自分の意見とは無関係に、相手の論が間違いであることを証明しなければなりません。 つまり、「論破」は必ず相手の主張の内部で行わなければならず、必然的に相手の論の理解をしっかり理解しなければ「論破」は成立しえないのです。 ですので、「はい論破!」は本当の「論破」ではなく、「以上!」といった意味合いの、コミュニケーションを断ち切る言葉として使われており、このコミュニケーションを続けようとしない態度、いわゆる「没コミュニケーション」が増えていることに問題があるといえます。 もし、相手を言い負かしたいのなら「ディベート」でしっかり自分の意見を相手に伝え、また相手を単に批判するのではなく、相手を知ったうえで反対の理由を伝える練習をしてほしいものです。 もともと日本人は自分の意見を言わない、言えない人が多いのに、さらにコミュニケーションのやりとりを面倒くさがってしまえば、日本人の行く末が心配になるばかりてます。 ちなみに、「ディベート」は「論破」とは違い、論理的思考力やプレゼン力もつきますのでコミュニケーションスキルトレーニングにはお勧めです。 お問い合わせは、プロフィールにありますホームページの「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。 これを機に「ディベート」を楽しめる子どもたちが、日本で増えるといいですね。 ⁡[ Room Turn Blue ~ ルームターンブルー ~ ]臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ︎⁡目白駅から徒歩2分池袋駅から徒歩10分⁡⁡
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